自然の再生から
ゴールデンウィークになりました
休暇に行楽地や帰省など外出される方もおられるかと思いますが、交通などにはお気を付け下さい
4月末となり、気温も大分暖かくなり、若葉もみずみずしく繁っています
数年前から育てているバラも、そろそろ咲く時期になりました
冬以降、肥料を与えていませんでしたが、3月に入って肥料を与えて、続けて水を与えたところ、枝に葉がかなり芽吹いて、ブッシュ状に伸び始めました。
そのまま放置しておくと、葉ばかり繁って、蕾も出来なさそうでしたので、思いきって、細い枝や余分な枝を剪定し、新芽もかなり切って、枝や新芽に栄養が十分行き渡るようにしました
<
剪定することなく、枝と新芽を自然のままの状態にしておいても、多くの花が咲くのではありません
根から水や栄養分を吸い上げて、枝や葉、新芽に行き渡らせるとしても、植物には、その形状や性質から一定の限界があります。
剪定によって、栄養分を集中的に行き渡らせなければと感じました。
多くのツルに花を咲かせる性質を有する、ツルバラでも同様と感じます。
大胆に枝や葉、新芽も剪定したところ、大きな蕾が付き始めていました
一安心すると共に、自然の神秘を感じ、嬉しく思いました
自然においても、そのままの状態でも美しく感じることもありますが、さらに美しく、理想的な姿にするためには、人間の手を加えて、開発し、新たに創造する必要があります
ところで、日本の森林も、日本の国土の7割を占めますが、かつては生活に結びついて、人々が定期的に樹木を伐採して利用していましたが、戦後、スギとヒノキのような経済性が高い樹木の大規模な造林が行われたものの、輸入が拡大し、国内林業が衰退しました。住民の高齢化、生活の変化などによって、薪炭林や共有林も放置され、人工林は荒廃しています
放置された人工林は、過密状態となって林内が暗くなり、他の植物が育たなくなり、里山林の独特の生態系の持つ生物種が減少します。無秩序な開墾は、土壌がむき出しになることで、森林の良質な水の水源涵養機能や土砂災害を防止する国土保全機能を損ない、土壌流出や地すべり、洪水などの災害も起こりやすくなります
地球温暖化防止や生物多様性の保全も含めて、森林の公益的機能を生かすためには、そのまま放置するのではなく、人間が手を入れて、間伐したり、新たに植生したり、新たに開発し、再生することが必要とされています。
最近、いつも主に切実に祈り求めて、メッセージを伝えて下さる鄭明析先生も、自然と同様に、人間も、新たに創造し、再生する必要性を伝えて下さいました。
人間という存在は、存在できるものとして姿形は完全であっても、心と精神、考えや行いは、未完成の状態なので、神様の精神で心と精神をつくり、絶え間なく行うことで、完成を目指していくべきことを伝えて下さいました
また、自分のすべきことを行い、時間を有効活用することも伝えて下さいました
行く道の途中で、日が暮れて、目的地につけなくなってしまいます。
自分の行くべき方向に向けて、着実に行っていけるように自然と同様、自分の新たに再生を目指していきたいと思います。

にほんブログ村

にほんブログ村

休暇に行楽地や帰省など外出される方もおられるかと思いますが、交通などにはお気を付け下さい

4月末となり、気温も大分暖かくなり、若葉もみずみずしく繁っています

数年前から育てているバラも、そろそろ咲く時期になりました

冬以降、肥料を与えていませんでしたが、3月に入って肥料を与えて、続けて水を与えたところ、枝に葉がかなり芽吹いて、ブッシュ状に伸び始めました。
そのまま放置しておくと、葉ばかり繁って、蕾も出来なさそうでしたので、思いきって、細い枝や余分な枝を剪定し、新芽もかなり切って、枝や新芽に栄養が十分行き渡るようにしました

<
剪定することなく、枝と新芽を自然のままの状態にしておいても、多くの花が咲くのではありません

根から水や栄養分を吸い上げて、枝や葉、新芽に行き渡らせるとしても、植物には、その形状や性質から一定の限界があります。
剪定によって、栄養分を集中的に行き渡らせなければと感じました。
多くのツルに花を咲かせる性質を有する、ツルバラでも同様と感じます。
大胆に枝や葉、新芽も剪定したところ、大きな蕾が付き始めていました

一安心すると共に、自然の神秘を感じ、嬉しく思いました

自然においても、そのままの状態でも美しく感じることもありますが、さらに美しく、理想的な姿にするためには、人間の手を加えて、開発し、新たに創造する必要があります

ところで、日本の森林も、日本の国土の7割を占めますが、かつては生活に結びついて、人々が定期的に樹木を伐採して利用していましたが、戦後、スギとヒノキのような経済性が高い樹木の大規模な造林が行われたものの、輸入が拡大し、国内林業が衰退しました。住民の高齢化、生活の変化などによって、薪炭林や共有林も放置され、人工林は荒廃しています

放置された人工林は、過密状態となって林内が暗くなり、他の植物が育たなくなり、里山林の独特の生態系の持つ生物種が減少します。無秩序な開墾は、土壌がむき出しになることで、森林の良質な水の水源涵養機能や土砂災害を防止する国土保全機能を損ない、土壌流出や地すべり、洪水などの災害も起こりやすくなります

地球温暖化防止や生物多様性の保全も含めて、森林の公益的機能を生かすためには、そのまま放置するのではなく、人間が手を入れて、間伐したり、新たに植生したり、新たに開発し、再生することが必要とされています。
最近、いつも主に切実に祈り求めて、メッセージを伝えて下さる鄭明析先生も、自然と同様に、人間も、新たに創造し、再生する必要性を伝えて下さいました。
人間という存在は、存在できるものとして姿形は完全であっても、心と精神、考えや行いは、未完成の状態なので、神様の精神で心と精神をつくり、絶え間なく行うことで、完成を目指していくべきことを伝えて下さいました

また、自分のすべきことを行い、時間を有効活用することも伝えて下さいました

行く道の途中で、日が暮れて、目的地につけなくなってしまいます。
自分の行くべき方向に向けて、着実に行っていけるように自然と同様、自分の新たに再生を目指していきたいと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
テーマ : 聖書・キリスト教 - ジャンル : 学問・文化・芸術
白い鳥
お久しぶりです。いかがお過ごしでしたでしょうか。
皆さまも、お元気でありますことを、お祈りいたします
最近、雑務に追われて間隔が開くことが多くなり、申し訳ありません。。
4月になり、大分暖かくなりました
先日、川岸や湖畔でよく見られる野鳥で、一見、鶴や白鳥に似ている白い鳥を目にしました
全体的に小ぶりの大きさで、羽は日の光に照らされて真っ白に輝いて、首がほっそりと長く、長い足と鋭く尖った嘴は黒色でした。
冬越して、春で暖かくなったので、川辺で小魚やカエルなどを捕食するために、川辺沿いに泥水に足を浸して歩いたり、深い溝の中で嘴を水中につけて採餌していました。
少し近くで観察を試みようと、足を忍ばせて寄ってみましたが、白い羽を勢い伸ばして、空高く飛び立って行きました。
秋にも見かけましたが、コウノトリ目(Ciconiiformes)サギ科に属する水鳥で、小鷺(Little Egret、学名:Egretta garzetta)のようでした。雪国から渡来したような姿から、別名「雪客」とも呼ばれます。
白い羽毛が鶴や白鳥と似ていますが、鶴は、ツル目(Gruiformes)に分類される大型の水鳥で、飛ぶ時に首をまっすぐに伸ばして飛びます。鷺は首を曲げて飛びます。比較的寿命が長く、20年から80年もの間生息した例もあります。
白鳥は、幅広で平らな嘴で、水かきのある短めの足で泳ぐ特性があり、ガンカモ目(Anseriformes)に分類される大型の水鳥です。
日本では、鶴は、山口県の矢代にナベツル、北海道にタンチョウ、鹿児島にナベヅルやマナヅル、カナダヅルなどが生息しています。白鳥は、青森県の小湊にオオハクチョウ、福島県の猪苗代湖、新潟県の水原などでオオハクチョウやコハクチョウが生息しています。これらは自然環境の保護の見地から価値の高いものとして、天然記念物として指定されています。
鷺は、元来、暖かい温帯地域のヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリアにおける広大な内陸湿地帯や沿岸湿地を生息地とし、現在は中南米にも生息し、多くの種類があり、日本でも観察できます。もっとも、同じコウノトリ目の中で、コウノトリ科のコウノトリやトキ科のトキは、環境破壊で減少し続けて、トキは日本では野生は全滅しています。コウノトリもトキも共に、特別天然記念物に指定されています。
春の暖かな日の光に照らされて、白く光り輝く羽毛で佇む姿を見ると、清らかに美しく感じます
昔から白鳥や鶴は、20年から80年もの間の生存例もあり、比較的長い寿命から、幸福や長寿に結び付けて考えられてきました。
白鷺も、土の上に立っても白い羽毛が汚れないことから、清廉清潔なものは、汚れた俗世間に身を置いても、悪い境遇に置かれても、本質は変わることなく、清く有り続ける生き方をすることのたとえでも使われます。
西欧では、白鳥は、古代ケルト人の伝説によれば、春のおとづれを告げる時期に現われるために、光と関係づけられて 来るべき新たな日の栄光と共に、古い日々への別れを象徴するともされます。
一対のペアは生涯にわたって存続することから、愛を象徴し、純潔、優美、夢、調和、夫婦愛を示すものともされています
デンマークのアンデルセンの童話『みにくいあひるの子』では、他のあひるの子と異なり、みにくいあひるの子から、大空を舞う白鳥に成長して変化を遂げたように、本来備わった荘厳さ、力、美を連想させて、生来賜わった才能を追求しながら、信仰と持続的な精神を持つように促すことを示唆するとも言われています。
ロシアのチャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」では、白鳥と黒い白鳥の対比でみられるように、白鳥は、清らかな姿から、わたしたち自身やわたしたちの生活を清めたり、汚れを取り除いてきれいにすることも象徴するそうです。これに対して、黒い白鳥は、わたしたちの内に秘めた部分を表わしているともされます。
長くなりましたが、自然において泥土の中で餌を探しながら生きていく白い鳥の姿は、世の中で生きていく人間の姿に重なって見えるように、ふと感じました
世の中で生きていくためには、まず何よりも肉体が必要です。
生活していくための基盤として、着て、飲んで、食べて、暮らしていくために支えていかなければなりません
勤勉に熱心に働くことは大切ですが、その中に埋もれてしまうことなく、精神や考え、心を正しくして、霊魂を清らかにして生きていくことも大切と感じます
人は、地に足がついているので、世の中に目を向けてしまいがちですが、頭は天に向けて、天を見上げて生きることが必要と感じます

最近、いつも主に祈り求めて主のメッセージを伝えて下さる鄭明析先生は、世の中で、肉のために生きながらも、霊魂のために生きる大切さを伝えて下さいました。
世の中で、物質や権力や名誉、享楽だけのために生きても、結局、死んだ後は残るものはありません。
今日の社会では、怠惰で安逸に生きがちですが、虚偽や不正を行ったり、盗みや暴力など他者に害を与えたり、様々な悪を行ったり、世の汚れに染まることがないように生きることが大切です。
神様と主を愛し、尊び、敬い、神様と主の目にふさわしいようにみことばを行っていくことで、永遠の生命、霊魂につながる生き方ができ、理想的に生きることを伝えて下さいました

自然の中で、緑の青々とした植物や野生の動物などを目にする中で、環境の恩恵も感じました。
現在、消費社会が高度に発展していく中で、資源の枯渇によるエネルギー不足の問題や環境問題などが生じています。
今は、豊かな暮らしをする中で、持続可能な発展を可能にするために、「グリーン経済」への移行期とも言われています
我が国は、物質的な豊かさを獲得した半面、経済規模の拡大が必ずしも国民の恩恵につながらなくなってきています。人間は、地球環境において、太陽の光、大気、水、土壌及び動植物などの要素に囲まれ、それらを利用して、社会的な活動を営んでいます

エネルギーや資源など種々の物の有限性を意識し、心を健康で豊かにさせるものとして、将来の世代や地域とのかかわりを意識しつつ、自然環境を守っていくことが求められています。
石油価格の高騰や炭素ガスの削減など気候変動の影響に対する対応、環境に関するモノやサービスなど新しい市場の獲得による経済力の回復、エネルギーや資源の効率性を高めるために企業が資金を節約したり、経済にも広い範囲で利益をもたらすと考えられています。
企業の投資や技術革新を促し、新たな国際市場を展開させ、食料の確保や雇用をもたらし途上国の貧困の問題の解決にもつながります。
アフリカの南部地域は、内政不安や内戦等による農地破壊や、インフラの未整備などで貧困や飢えの問題は深刻です。飢餓人口が過去30年間増加傾向にあり、栄養不良人口35%以上の状態の国が15カ国もあります。居住地を移動せざるを得ないなど、生命の危機にも晒されています。
アフリカなどの状況を見てみますと、日本は経済的な恩恵を享受して、恵まれた豊かな国と感じます
神様からの多くのものを恩寵として賜わっていることを考えると、国際的にも役立てられるように援助や協力して行動したり、世界で発展途上の国々の発展につながるように、果たすべき役割も多いと感じます。
グローバル化が進むにつれて、国際化が進んで、人やモノ、情報の交流も盛んになっています。
人は、社会的な動物で、一人だけで生きていくことはできません
お互い支え合い、自分一人だけのためでなく、人々とつながりをもって、思いやりを持って共感を得ながら、すべきことも考えていくことが必要と感じます
今週、いつも主に深く祈りながら主のみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、主を愛し、神様のみことばを守り行いながら、心も精神も行いも変化させ、だんだんともっと良くなるように、天の国の姿かたちを目指して努力していくことを伝えて下さいました。
ご自身も、大変苛酷な環境の中で耐え忍びながら、絶えず祈り求めて、より良く変化できるように、日々努力しておられるそうです。
今日は、明日につながっています
日々とどまることをせず、成長し続けていく大切さも伝えて下さいました
神様と主を愛して、その方の心と同じ心となって行っていけるように、謙遜や柔和さを忘れずに、努力していきたいと思います

にほんブログ村

にほんブログ村
皆さまも、お元気でありますことを、お祈りいたします

最近、雑務に追われて間隔が開くことが多くなり、申し訳ありません。。
4月になり、大分暖かくなりました

先日、川岸や湖畔でよく見られる野鳥で、一見、鶴や白鳥に似ている白い鳥を目にしました

全体的に小ぶりの大きさで、羽は日の光に照らされて真っ白に輝いて、首がほっそりと長く、長い足と鋭く尖った嘴は黒色でした。
冬越して、春で暖かくなったので、川辺で小魚やカエルなどを捕食するために、川辺沿いに泥水に足を浸して歩いたり、深い溝の中で嘴を水中につけて採餌していました。
少し近くで観察を試みようと、足を忍ばせて寄ってみましたが、白い羽を勢い伸ばして、空高く飛び立って行きました。
秋にも見かけましたが、コウノトリ目(Ciconiiformes)サギ科に属する水鳥で、小鷺(Little Egret、学名:Egretta garzetta)のようでした。雪国から渡来したような姿から、別名「雪客」とも呼ばれます。
白い羽毛が鶴や白鳥と似ていますが、鶴は、ツル目(Gruiformes)に分類される大型の水鳥で、飛ぶ時に首をまっすぐに伸ばして飛びます。鷺は首を曲げて飛びます。比較的寿命が長く、20年から80年もの間生息した例もあります。
白鳥は、幅広で平らな嘴で、水かきのある短めの足で泳ぐ特性があり、ガンカモ目(Anseriformes)に分類される大型の水鳥です。
日本では、鶴は、山口県の矢代にナベツル、北海道にタンチョウ、鹿児島にナベヅルやマナヅル、カナダヅルなどが生息しています。白鳥は、青森県の小湊にオオハクチョウ、福島県の猪苗代湖、新潟県の水原などでオオハクチョウやコハクチョウが生息しています。これらは自然環境の保護の見地から価値の高いものとして、天然記念物として指定されています。
鷺は、元来、暖かい温帯地域のヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリアにおける広大な内陸湿地帯や沿岸湿地を生息地とし、現在は中南米にも生息し、多くの種類があり、日本でも観察できます。もっとも、同じコウノトリ目の中で、コウノトリ科のコウノトリやトキ科のトキは、環境破壊で減少し続けて、トキは日本では野生は全滅しています。コウノトリもトキも共に、特別天然記念物に指定されています。
春の暖かな日の光に照らされて、白く光り輝く羽毛で佇む姿を見ると、清らかに美しく感じます

昔から白鳥や鶴は、20年から80年もの間の生存例もあり、比較的長い寿命から、幸福や長寿に結び付けて考えられてきました。
白鷺も、土の上に立っても白い羽毛が汚れないことから、清廉清潔なものは、汚れた俗世間に身を置いても、悪い境遇に置かれても、本質は変わることなく、清く有り続ける生き方をすることのたとえでも使われます。
西欧では、白鳥は、古代ケルト人の伝説によれば、春のおとづれを告げる時期に現われるために、光と関係づけられて 来るべき新たな日の栄光と共に、古い日々への別れを象徴するともされます。
一対のペアは生涯にわたって存続することから、愛を象徴し、純潔、優美、夢、調和、夫婦愛を示すものともされています

デンマークのアンデルセンの童話『みにくいあひるの子』では、他のあひるの子と異なり、みにくいあひるの子から、大空を舞う白鳥に成長して変化を遂げたように、本来備わった荘厳さ、力、美を連想させて、生来賜わった才能を追求しながら、信仰と持続的な精神を持つように促すことを示唆するとも言われています。
ロシアのチャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」では、白鳥と黒い白鳥の対比でみられるように、白鳥は、清らかな姿から、わたしたち自身やわたしたちの生活を清めたり、汚れを取り除いてきれいにすることも象徴するそうです。これに対して、黒い白鳥は、わたしたちの内に秘めた部分を表わしているともされます。
長くなりましたが、自然において泥土の中で餌を探しながら生きていく白い鳥の姿は、世の中で生きていく人間の姿に重なって見えるように、ふと感じました

世の中で生きていくためには、まず何よりも肉体が必要です。
生活していくための基盤として、着て、飲んで、食べて、暮らしていくために支えていかなければなりません

勤勉に熱心に働くことは大切ですが、その中に埋もれてしまうことなく、精神や考え、心を正しくして、霊魂を清らかにして生きていくことも大切と感じます

人は、地に足がついているので、世の中に目を向けてしまいがちですが、頭は天に向けて、天を見上げて生きることが必要と感じます


最近、いつも主に祈り求めて主のメッセージを伝えて下さる鄭明析先生は、世の中で、肉のために生きながらも、霊魂のために生きる大切さを伝えて下さいました。
世の中で、物質や権力や名誉、享楽だけのために生きても、結局、死んだ後は残るものはありません。
今日の社会では、怠惰で安逸に生きがちですが、虚偽や不正を行ったり、盗みや暴力など他者に害を与えたり、様々な悪を行ったり、世の汚れに染まることがないように生きることが大切です。
神様と主を愛し、尊び、敬い、神様と主の目にふさわしいようにみことばを行っていくことで、永遠の生命、霊魂につながる生き方ができ、理想的に生きることを伝えて下さいました


自然の中で、緑の青々とした植物や野生の動物などを目にする中で、環境の恩恵も感じました。
現在、消費社会が高度に発展していく中で、資源の枯渇によるエネルギー不足の問題や環境問題などが生じています。
今は、豊かな暮らしをする中で、持続可能な発展を可能にするために、「グリーン経済」への移行期とも言われています

我が国は、物質的な豊かさを獲得した半面、経済規模の拡大が必ずしも国民の恩恵につながらなくなってきています。人間は、地球環境において、太陽の光、大気、水、土壌及び動植物などの要素に囲まれ、それらを利用して、社会的な活動を営んでいます


エネルギーや資源など種々の物の有限性を意識し、心を健康で豊かにさせるものとして、将来の世代や地域とのかかわりを意識しつつ、自然環境を守っていくことが求められています。
石油価格の高騰や炭素ガスの削減など気候変動の影響に対する対応、環境に関するモノやサービスなど新しい市場の獲得による経済力の回復、エネルギーや資源の効率性を高めるために企業が資金を節約したり、経済にも広い範囲で利益をもたらすと考えられています。
企業の投資や技術革新を促し、新たな国際市場を展開させ、食料の確保や雇用をもたらし途上国の貧困の問題の解決にもつながります。
アフリカの南部地域は、内政不安や内戦等による農地破壊や、インフラの未整備などで貧困や飢えの問題は深刻です。飢餓人口が過去30年間増加傾向にあり、栄養不良人口35%以上の状態の国が15カ国もあります。居住地を移動せざるを得ないなど、生命の危機にも晒されています。
アフリカなどの状況を見てみますと、日本は経済的な恩恵を享受して、恵まれた豊かな国と感じます

神様からの多くのものを恩寵として賜わっていることを考えると、国際的にも役立てられるように援助や協力して行動したり、世界で発展途上の国々の発展につながるように、果たすべき役割も多いと感じます。
グローバル化が進むにつれて、国際化が進んで、人やモノ、情報の交流も盛んになっています。
人は、社会的な動物で、一人だけで生きていくことはできません

お互い支え合い、自分一人だけのためでなく、人々とつながりをもって、思いやりを持って共感を得ながら、すべきことも考えていくことが必要と感じます

今週、いつも主に深く祈りながら主のみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、主を愛し、神様のみことばを守り行いながら、心も精神も行いも変化させ、だんだんともっと良くなるように、天の国の姿かたちを目指して努力していくことを伝えて下さいました。
ご自身も、大変苛酷な環境の中で耐え忍びながら、絶えず祈り求めて、より良く変化できるように、日々努力しておられるそうです。
今日は、明日につながっています

日々とどまることをせず、成長し続けていく大切さも伝えて下さいました

神様と主を愛して、その方の心と同じ心となって行っていけるように、謙遜や柔和さを忘れずに、努力していきたいと思います

にほんブログ村
にほんブログ村
テーマ : 聖書・キリスト教 - ジャンル : 学問・文化・芸術
新緑の季節
3月も半ばになりました
年度末で、色々と慌ただしく過ごしておりました。いかがお過ごしでしたでしょうか

ようやく再び新たに4月を迎えます
幼稚園や学校を卒業したり、新たに仕事に始めたり、様々な方がおられるかと思います
暖かい春の陽気の中で、桃の木や白や深紅の梅の木に少し花が付いているの見たり、緑鮮やかな菜の花が咲いたり、草花に隠れて十筆(つくし)が顔を出したりしているのを見ると、穏かな気持ちになります
冬は過ぎて、ようやく春の季節になったのを感じます
厳しい冷え込みの中で、霜や雪と凍りつくような寒さに耐えつつ過ごす時期があっても、時はめぐり、春がやってきます。
冬の寒さに、地面に生えていた草花は枯れて黄色くなり、木々の葉も枯れ果て、ほとんど葉を落として枝も露わな状態になりました。霜が降りたり雪が降ったりしても、頑張って持ちこたえていました。
春が近づくにつれて、新緑の草も徐々に成長して地面から顔をのぞかせて、バラの木も枝の至るところに赤い新芽が無数に息吹いて、これからの花芽を準備しています
このような様子を見て、ほんとうに毎年ながら、自然の神秘的な力に感嘆しました。
自然は不思議なほどの強靭さを備えて、よみがえって再生し、生まれ変わり、これまでの力を失い疲れ切った様相を捨て去り、全く新しい装いを見せています
植物の生命力が強いのと同様に、人間の生命力も、困難な環境でも耐え抜くことで、より力強く新たに生まれ変わることができると感じました
ところで、季節の「春」を意味する"SPRING"という英語の語は、このほかに、上方や前に飛び出すこと、古式の口語では、監獄から解放されること、地下の源泉から水や油が湧き出ること、滝つぼや湧水という意味もあります
"SPRING"という単語は、もともと古代アングロ・サクソン人の言語で、地面の中から外へ出るように、起き上がって現われること、という意味に由来するそうです。
季節が「春」と呼ばれる時期になったとき、新たな植物の成長にも用いられるようになり、同様に、地面から自然に湧き出る鉱泉水についても言われるようになりました。
我が国では、1948年(昭和23年)に制定された「国民の祝日に関する法律」において、第2条「春分の日 自然をたたえ、生物をいつくしむ」として定められています。
自然から生命の神秘を感じ取り、命のはかなさ、人間の死後の世界に対しても思いをはせるようになると感じます。
春のおとづれを告げる時期に、キリスト教において最も重要な祭日があります。
キリストが十字架にかけられてから、三日目に死から復活したことを記念する「復活祭(イースター)」のお祝いです。
イースターの日付は、通常は、春分の日以降に発生した、最初の満月の後の、最初の日曜日とされています。
春分の日は、地球が一年間のうち、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる日です。この日を境に、昼の時間が長くなり、太陽の日照時間も長くなるので、植物もどんどん成長していきます
世界各地で祝日として、イースターのお祝いの行事が開催され、イースターエッグやお菓子を振舞うイベントを行ったり、企業の事業も規制して、お祝いする地域もあるそうです。
冬から春の到来を告げるこの時期は、キリストによる復活を象徴するにふわさしいと感じます。
冬の冷たく暗い世界から、日の明るく照らす暖かな春の世界へ変化したこと、
春の再生、復活、一新は、新たな喜び、希望を与えて、楽しみ、お祝いする気持ちをもたらしてくれます
あたかも、暗黒の世界にいた人々に、光が差し込んで、明るく日の光輝く世界に出てきたように、
キリストによって、人々が新しく生まれ変わって、死亡の世界から生命がよみがえったことを表現しているように感じます
罪の暗闇の世界に埋もれていたわたしたちを見て、神様が憐んで下さり、救いの手を差しのべるために、神のみ子でおられるキリストをこの世に送って下さいました。
ありとあらゆる艱難や困難の中で、キリストとして救いを成すために、神の子羊として、世界のすべての人々の罪を引き受けて、十字架の犠牲により、わたしたちの命を救って下さいました。
神様と近い関係に繋げて下さり、神様の明るい光の世界に導いて下さったことを象徴しているように思います

ちなみに、この季節は、ユダヤ教の過ぎ越しの祭典の時期とも重なります。
かつて古代イスラエルの時代、モーセは、エジプトで奴隷として拘束されていたイスラエル民族を救い出すために、エジプトのパロ王のもとに行きますが、なかなか去らせてもらえませんでした。
神様の使命を受けて、モーセは、イスラエル人の門口に小羊の血を塗らせます。夜に神の使いが、その印のある家は「過越し」て、ない家に住む長男はすべて命を失いました。その結果、イスラエル人はエジプトを脱出することが出来ました。イスラエル民族は過ぎ越しの祭りとして記念して祝うようになりました。
初期のクリスチャンの過ぎ越しの祭りは、キリストの受難と死、復活を記念して祝うように統合され、4世紀頃までには、キリスト教世界では、栄光あるキリストの復活を祝うためにもっぱら捧げられるようになったそうです。
最近、欧州の経済危機の問題も懸念されていましたが、なんとか一段落ついて、これからの復興の道程に備えるための議論に移りつつあります。
EUの長期的な予算編成に関して支出や財源全体の網羅的な見直しがなされ、予算額や内容、財源について検討されています。
債務危機をきっかけに、域内の南北間の経済格差を是正し、経済や社会の同等化、競争力強化や雇用創出を促し、EUの結束の強化、単一通貨を守るために、資金が必要とされています。
EUは独自の財源を持つべきとして、財源として、金融取引への課税と新たな付加価値税(消費税)の創設が提言されています。
現在、EUの財源の75%は、各国の国民総所得(GNI)に基づく各国の分担金によります。
その他に、付加価値税(消費税)が11%、関税や農業課徴金、砂糖課徴金が13%、残りがEU職員の給与への課税や競争法違反により課された企業の課徴金から構成されています。
各加盟国のGNI 比に基づく分担金の比重が大きく、各国の予算に対する追加的な負担となるため、EU議会はEUが独自の財源を持つことを主張しています。
現在のシステムは複雑すぎて、透明性を欠き、EU市民に理解できないと批判されています。
固有の財源システムを有することで、歳入と支出の改正の政治的な関連性を明確に確立して、市民により透明で理解しやすいものとして、EUの加盟国からの分担金への依存を減らし、より効果的で均衡なものになると、欧州議会の議員の大部分から支持されています。
新たなシステムの履行確保は、各国の監査機関と欧州裁判所の監査でチェックすべきとしています。
これらの提案で、EUにとって経済の活性化につながり、欧州の成長戦略である「欧州2020」の目標をより良く達成できることを可能にすると期待されています。
成長戦略においては、経済危機への危機感と、低成長、低い就業率、高齢化といった欧州の構造的問題に迅速に対応するために、研究開発への投資、情報通信技術の活用、保守的な事業環境の改善、新興国である中国やインドなどの台頭に対する競争力の改善、資源問題などに対応すべく、新たな経済に移行するための戦略が打ち出されています。
情報技術の開発については、米国、日本、韓国が世界でリードしており、EUも遅れを取らないようにすべきとも言われています。
着実に復興の道を進めている様子を見ると、今の社会や経済、政治においても、暗く困難な時期があったとしても、それを克服して乗り越えていく力強さ、生命力の強さの大切さを感じます。
困難な状況下でも、希望を失わず、前向きに考えて、やるべきことを行っていくと、暗いトンネルを抜けて、道が開けてきます
最近主に祈る中で、鄭明析先生は、箴言を伝えて下さる中で、行う必要性を伝えて下さいました。
どんなことでも、神様と主は、本人に出来るように助けて下さり、力と能力を与えてできるようにして下さいます
覚悟を決めて行えば、乗り越えていくことができます
鄭明析先生は、毎時間、毎瞬間、主に祈り求めて確認されて、主の精神と心で行い、自己中心的にならないように気を付けておられるとも語っておられました。
新緑の季節に、自然の生命力からも多くを学び取ることができます。
日本も、震災後の復興、再建に向けての道のりの半ばです。
諸外国では、大震災と津波の被害を乗り越えて、力強く耐え忍んでいると賞賛されて、度々報道されています。
一人一人が、自分にしかできないことを精一杯行うことで、その力が合わさることで、前進していくことができると感じます。
一人一人の祈りに神様と主が共にして下さり、理想的に助けて下さると思います
私自身、いつも主の心と精神、考えを持って、前進して、行っていきたいと思います


にほんブログ村

にほんブログ村

年度末で、色々と慌ただしく過ごしておりました。いかがお過ごしでしたでしょうか


ようやく再び新たに4月を迎えます

幼稚園や学校を卒業したり、新たに仕事に始めたり、様々な方がおられるかと思います

暖かい春の陽気の中で、桃の木や白や深紅の梅の木に少し花が付いているの見たり、緑鮮やかな菜の花が咲いたり、草花に隠れて十筆(つくし)が顔を出したりしているのを見ると、穏かな気持ちになります

冬は過ぎて、ようやく春の季節になったのを感じます

厳しい冷え込みの中で、霜や雪と凍りつくような寒さに耐えつつ過ごす時期があっても、時はめぐり、春がやってきます。
冬の寒さに、地面に生えていた草花は枯れて黄色くなり、木々の葉も枯れ果て、ほとんど葉を落として枝も露わな状態になりました。霜が降りたり雪が降ったりしても、頑張って持ちこたえていました。
春が近づくにつれて、新緑の草も徐々に成長して地面から顔をのぞかせて、バラの木も枝の至るところに赤い新芽が無数に息吹いて、これからの花芽を準備しています

このような様子を見て、ほんとうに毎年ながら、自然の神秘的な力に感嘆しました。
自然は不思議なほどの強靭さを備えて、よみがえって再生し、生まれ変わり、これまでの力を失い疲れ切った様相を捨て去り、全く新しい装いを見せています

植物の生命力が強いのと同様に、人間の生命力も、困難な環境でも耐え抜くことで、より力強く新たに生まれ変わることができると感じました

ところで、季節の「春」を意味する"SPRING"という英語の語は、このほかに、上方や前に飛び出すこと、古式の口語では、監獄から解放されること、地下の源泉から水や油が湧き出ること、滝つぼや湧水という意味もあります

"SPRING"という単語は、もともと古代アングロ・サクソン人の言語で、地面の中から外へ出るように、起き上がって現われること、という意味に由来するそうです。
季節が「春」と呼ばれる時期になったとき、新たな植物の成長にも用いられるようになり、同様に、地面から自然に湧き出る鉱泉水についても言われるようになりました。
我が国では、1948年(昭和23年)に制定された「国民の祝日に関する法律」において、第2条「春分の日 自然をたたえ、生物をいつくしむ」として定められています。
自然から生命の神秘を感じ取り、命のはかなさ、人間の死後の世界に対しても思いをはせるようになると感じます。
春のおとづれを告げる時期に、キリスト教において最も重要な祭日があります。
キリストが十字架にかけられてから、三日目に死から復活したことを記念する「復活祭(イースター)」のお祝いです。
イースターの日付は、通常は、春分の日以降に発生した、最初の満月の後の、最初の日曜日とされています。
春分の日は、地球が一年間のうち、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる日です。この日を境に、昼の時間が長くなり、太陽の日照時間も長くなるので、植物もどんどん成長していきます

世界各地で祝日として、イースターのお祝いの行事が開催され、イースターエッグやお菓子を振舞うイベントを行ったり、企業の事業も規制して、お祝いする地域もあるそうです。
冬から春の到来を告げるこの時期は、キリストによる復活を象徴するにふわさしいと感じます。
冬の冷たく暗い世界から、日の明るく照らす暖かな春の世界へ変化したこと、
春の再生、復活、一新は、新たな喜び、希望を与えて、楽しみ、お祝いする気持ちをもたらしてくれます

あたかも、暗黒の世界にいた人々に、光が差し込んで、明るく日の光輝く世界に出てきたように、
キリストによって、人々が新しく生まれ変わって、死亡の世界から生命がよみがえったことを表現しているように感じます

罪の暗闇の世界に埋もれていたわたしたちを見て、神様が憐んで下さり、救いの手を差しのべるために、神のみ子でおられるキリストをこの世に送って下さいました。
ありとあらゆる艱難や困難の中で、キリストとして救いを成すために、神の子羊として、世界のすべての人々の罪を引き受けて、十字架の犠牲により、わたしたちの命を救って下さいました。
神様と近い関係に繋げて下さり、神様の明るい光の世界に導いて下さったことを象徴しているように思います


ちなみに、この季節は、ユダヤ教の過ぎ越しの祭典の時期とも重なります。
かつて古代イスラエルの時代、モーセは、エジプトで奴隷として拘束されていたイスラエル民族を救い出すために、エジプトのパロ王のもとに行きますが、なかなか去らせてもらえませんでした。
神様の使命を受けて、モーセは、イスラエル人の門口に小羊の血を塗らせます。夜に神の使いが、その印のある家は「過越し」て、ない家に住む長男はすべて命を失いました。その結果、イスラエル人はエジプトを脱出することが出来ました。イスラエル民族は過ぎ越しの祭りとして記念して祝うようになりました。
初期のクリスチャンの過ぎ越しの祭りは、キリストの受難と死、復活を記念して祝うように統合され、4世紀頃までには、キリスト教世界では、栄光あるキリストの復活を祝うためにもっぱら捧げられるようになったそうです。
最近、欧州の経済危機の問題も懸念されていましたが、なんとか一段落ついて、これからの復興の道程に備えるための議論に移りつつあります。
EUの長期的な予算編成に関して支出や財源全体の網羅的な見直しがなされ、予算額や内容、財源について検討されています。
債務危機をきっかけに、域内の南北間の経済格差を是正し、経済や社会の同等化、競争力強化や雇用創出を促し、EUの結束の強化、単一通貨を守るために、資金が必要とされています。
EUは独自の財源を持つべきとして、財源として、金融取引への課税と新たな付加価値税(消費税)の創設が提言されています。
現在、EUの財源の75%は、各国の国民総所得(GNI)に基づく各国の分担金によります。
その他に、付加価値税(消費税)が11%、関税や農業課徴金、砂糖課徴金が13%、残りがEU職員の給与への課税や競争法違反により課された企業の課徴金から構成されています。
各加盟国のGNI 比に基づく分担金の比重が大きく、各国の予算に対する追加的な負担となるため、EU議会はEUが独自の財源を持つことを主張しています。
現在のシステムは複雑すぎて、透明性を欠き、EU市民に理解できないと批判されています。
固有の財源システムを有することで、歳入と支出の改正の政治的な関連性を明確に確立して、市民により透明で理解しやすいものとして、EUの加盟国からの分担金への依存を減らし、より効果的で均衡なものになると、欧州議会の議員の大部分から支持されています。
新たなシステムの履行確保は、各国の監査機関と欧州裁判所の監査でチェックすべきとしています。
これらの提案で、EUにとって経済の活性化につながり、欧州の成長戦略である「欧州2020」の目標をより良く達成できることを可能にすると期待されています。
成長戦略においては、経済危機への危機感と、低成長、低い就業率、高齢化といった欧州の構造的問題に迅速に対応するために、研究開発への投資、情報通信技術の活用、保守的な事業環境の改善、新興国である中国やインドなどの台頭に対する競争力の改善、資源問題などに対応すべく、新たな経済に移行するための戦略が打ち出されています。
情報技術の開発については、米国、日本、韓国が世界でリードしており、EUも遅れを取らないようにすべきとも言われています。
着実に復興の道を進めている様子を見ると、今の社会や経済、政治においても、暗く困難な時期があったとしても、それを克服して乗り越えていく力強さ、生命力の強さの大切さを感じます。
困難な状況下でも、希望を失わず、前向きに考えて、やるべきことを行っていくと、暗いトンネルを抜けて、道が開けてきます

最近主に祈る中で、鄭明析先生は、箴言を伝えて下さる中で、行う必要性を伝えて下さいました。
どんなことでも、神様と主は、本人に出来るように助けて下さり、力と能力を与えてできるようにして下さいます

覚悟を決めて行えば、乗り越えていくことができます

鄭明析先生は、毎時間、毎瞬間、主に祈り求めて確認されて、主の精神と心で行い、自己中心的にならないように気を付けておられるとも語っておられました。
新緑の季節に、自然の生命力からも多くを学び取ることができます。
日本も、震災後の復興、再建に向けての道のりの半ばです。
諸外国では、大震災と津波の被害を乗り越えて、力強く耐え忍んでいると賞賛されて、度々報道されています。
一人一人が、自分にしかできないことを精一杯行うことで、その力が合わさることで、前進していくことができると感じます。
一人一人の祈りに神様と主が共にして下さり、理想的に助けて下さると思います

私自身、いつも主の心と精神、考えを持って、前進して、行っていきたいと思います


にほんブログ村
にほんブログ村
テーマ : 聖書・キリスト教 - ジャンル : 学問・文化・芸術
働く意義とは
個人、事業主、企業の方々が日々努力し、勤勉に経済活動を行っておられる中で、近年話題になっている世界や国全体の抱える問題と無関係に過ごすことはできないように感じます

世の中の景気が活況なときは、利益が多く得られますが、不況下では、需要が減り、失業やうまくいかないことや問題も生じます。
経済活動に携わる中で、どのようにすればうまくいくのか、取引先や市場の開拓、地域との密着性、資金や雇用の問題など、心配や悩み、苦労も尽きません
個人や企業、一国にとどまらず、世界全体の景気の動向も不可欠の要素となっています
最近、日本では、最近消費税の引き上げの議論がなされています。
我が国は、税収で歳出の半分すら賄えず、国及び地方の債務残高は平成24 年度末に対GDP比196%になると見込まれています。このままの状態では、日本の国債市場における信認が失われ、金利が上昇し、財政危機に陥りかねないと問題になっています。
欧州においても、1999年にユーロが単一通貨として導入され、金融政策は統一されたものの、財政運営はバラバラで、制度や文化も異なり、不均衡は為替以外で調整する必要があり、南北格差が拡大しているといわれています。
ギリシアは、財政赤字と貿易赤字に苦しみ、2年前から債務危機の問題を抱えています。同様に双子の赤字を抱えるアイルランド、ポルトガルの国債も売られ、より大きな経済規模から脅威とされているイタリア、スペインの債務危機にも波及しています。
国債が信用を失い、政府が借入れを継続できず、年金・医療など社会保障分野で給付が削減される措置が生じています。
ギリシアは、2010年に財政再建策をまとめると共に、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)に支援を要請しました。EUとIMFは、2010年5月に第一次救済策として3年間で1100億ユーロの融資を決めました。
しかし、ギリシャは、2010年に第1次支援策を受けた際に合意した目標を繰り返し達成できませんでした。EUとIMFは、第二次支援策として1300億ユーロに上る支援やギリシア債務の大幅な減免を実施する条件として、ギリシア政府に対して、歳出削減や歳出の明確化、増税、賃金の引き下げや年金の減額等の改革を要請しています。
ギリシア国内では、失業率の増加、多くの零細企業の倒産なども生じています。
ギリシア政府は、これまで歳出の削減等の改革の履行の実績が乏しく、ユーロの安定性を確保できるか、リスクがあるとされ、厳格な監視の必要性も高まっています。
国家の抱える問題が解決されなければ、企業の経営活動を萎縮させ、家計を圧迫し、取引や消費者の行動、景気にも影響を及ぼします。
金融市場や貿易取引などにも影響が及ぶため、世界的にも、国家の抱える財政リスクに対する市場の懸念が高まっています。
今月24日-26日に、主要20カ国・地域(Group of 20; G20)の会議が、初めてラテンアメリカで、メキシコに於いて開催されました。G20財務相・中央銀行総裁会合で、債務危機を封じ込めるために、欧州の金融安全網強化が不可欠として、欧州に行動を迫る共同声明が採択されました。
ちなみに、G20とは、19カ国+EUです。
1973年の石油危機から開催されている先進国首脳会議のG7+1地域として、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、米国、欧州連合に、ロシアが加わりG8として主要国主要会議となり、1999年より新興経済国11カ国として豪州、中国、韓国、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、トルコ、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカが参加しています。
これらすべての国で、世界のGDPの約90%、世界貿易の約80%を占め、世界の人口の64%を占めています。
1990年代に経済における金融危機への対応と、それまでのG7が世界経済の議論と管理を十分代表していないという認識に基づいて創設されました。財務相及び中央銀行総裁の会合は、世界経済の問題について討議するために毎年開催され、国際経済及び金融の議題に関して、最も重要な国際協力の第一の話し合いの場となっています。
1990年代末は、G7開催国は先進国中心の会合であるとして、人権や民主主義、社会的公正、平和、途上国の貧困、環境等議題を取り上げるようにと、大規模デモや抗議活動、テロなどもありました。
現在は、欧州の先進国の債務危機により、各国に協力が求められています。IMFに対して、昨年12月にロシア、ブラジル、インド、中国、南アフリカ(BRICS)は、資金拠出の拡大が可能と表明するなど、隔世の感があります。
発展途上国であった中国、ロシア、ブラジル、インドなども経済成長して、格差もそれほど話題にされなくなりました。
時代の発展と共に、各国の経済事情や国際情勢の変化も、ふと感じます。
我が国でも、現在の社会保障の機能を維持していくためにも、財政健全化は必要となっています。
消費税の引き上げ等を含めて財政を健全化して、社会保障を充実させ、人々が安心して暮らせるように、国民がお互いに支え合う社会、「共生社会」が必要とされています
高齢化の進展と共に、子育て支援、介護、保険、年金などの社会保障費を十分に支えていくためには、やはり国民の負担も必要になると感じます。
国民は、国家に所属する構成員として、国家から様々な保護や恩恵を受けています。その見返りとして、国家に対して対価を支払うこと、あるいは、利益を与えることで、得られた財源から国家が公正な富の再分配を行うことで、個人の生存権が保障され、最低限の生活ができるように制度が成り立っています
お互いを思いやり、子供や高齢者等、経済的な支援を必要とする方々も、安心して快適に生活できるようなシステムが有効に機能できるように制度設計していく必要があると感じます
この世の世界では、問題は様々に山積みになっています。人間の力でいくら知恵と知識を合わせて巧みに解決しようとしても、解決策もうまく遂行できず、時には、限界を感じることもあります。
最近、主日の説教で、いつもみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、
人生においてどんな問題が生じたとしても、肉的に解決しようとするのでなく、まず、霊的に問題を解決することが重要です、と主のメッセージを伝えて下さいました

肉の世界において生じている問題は、そもそもの原因は、霊的な根本の問題があるからです。
それが解決しない限りは、この世の肉の問題も、根本的には解決しないことを伝えて下さいました。
たとえ肉の問題が解決されても、霊魂の問題が解決されない限り、真の意味で、人生における問題を、完全に解決するには至らないからです

霊魂の問題を解決することを通じて、肉の問題も解決できることを伝えて下さいました
聖書に、イエス様の一番弟子として、使徒ペテロの有名な話があります。
かつてペテロは、イエス様に出会う前は、船に乗って日々漁をしながら生計を立てていました。魚が一匹も取れない日もあり、投げやりになったり、自暴自棄になったり、人生において虚しさを感じ、人生の意味を考えながら、生活していました
ある日、群衆が神様のみことばを聞こうとして押し寄せてきたとき、イエス様は、ゲネサレ湖畔に立っておられました。
2そうの小舟があるのをご覧になり、漁師たちは、既に漁を終えて、網を洗っていましたが、イエス様は、海上に移動するために、船を貸してほしいと言われました。
大事な生活道具でしたが、ペテロは、イエス様を船に乗せて、少しこぎ出て、イエス様が舟で座って、群衆に対して話される姿を見て、そばで聞いていました。
イエス様は、話がすむと、ペテロに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われました。
実際、ペテロは、昨夜から夜通し働いても、何も取れない状態でした。
しかし、主の言葉に従って、網をおろして、そのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになりました
もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をし、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れたため、舟が沈みそうになりました。
ペテロも一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚きました。
イエス様は、魚の生態や、季節や時間帯により刻々と変化する海の潮の流れを把握され、魚も時節や時間に従って棲みかを移動することをご存じで、その時の時間帯では、奥深いところに魚が潜んでいることを感じ取られました。
ペテロ達は、何も考えず、魚の生態や自然環境の変化も考慮せずに、いつも同じ場所で、漠然と網を投げていることを悟られました。
そして、「深いところに網を投げてみなさい」とおっしゃったのでした。
そうしたとき、驚くほどの大量の魚が取れて、これまで取ったことのないくらいで舟の上に溢れました
ペテロは、それを見て、罪人ですと告白し、これからどのように生きていくべきか相談しました。
そして、イエス様に従っていく人生となり、世界の中で、歴史に名を記す偉大な使徒になりました
神様が地上に送られた、神様の御子でおられるイエス様に出会って、その方に従って生きていくことで、人生が変わりました。
もし、肉的な、魚の釣り方、漁の仕方だけ聞いて終わってしまえば、ただの平凡な人生で終わってしまったでしょう。
霊魂の救いを考えて、解決することで、礎を築いて後世に多大な影響を及ぼす、偉大な主の使徒として名を残しました
今の時代も、同様に、神様から送られた御子でおられるキリストを信じて、その肉の使役者を通して、今の時代に最も必要なメッセージを伝えて下さっておられます。
宗教というものは、人の精神や思想、霊魂に深く関わるものです。
今の時代は、わたしたちの生活と、あまりにかけ離れたものとなっています。
もともと、本来は、より生活に密着して根差したものでしたが、近代化や合理主義の思想の流れの中で、機械による工業化が進み、産業が発達し、人間中心主義に陥る中で、後ろに追いやられたものとなってしまいました。
今の時代の閉塞状況は、理知的で合理的と信じた、人間中心主義の弊害であり、過度の資本主義の追求の負の部分が生じてきているといわれています。
実際の生活で、経済活動に従事する中でも、方向を定める行動指針として、あるいは、経済倫理として内面を規律すべきものとして、より身近に感じることができるように生かしていくことが望まれているように思われます。
最近、主から頂いた箴言を通じて、鄭明析先生は、富や名声や権勢を追い求めて、仕事をすること自体を目的とするのではなく、神様の前に忠誠と従順であることを仕事として最も尊く考えて、それを念頭に誇りをもって仕事をしていくことを伝えて下さいました。
行き過ぎた資本主義のひずみは、人々の本来の精神や内面に立ち返って、天の恩恵に対する感謝の気持ちを忘れず、おごり高ぶることなく謙虚な姿勢で、他者への愛と思いやりの心をもって、授けられた使命を勤勉で誠実に全うしていくことが大切と感じます。
お金とは不思議なもので、自分のために、富を得ることばかりを目的として追い求めても、富は、羽が付いたように飛び立っていきます
神様を愛して、神様の栄光のために、世のため、人のために、無私無欲で行っているとき、不思議と天からお金が舞い降りてくるように、祝福して下さるように感じます
聖書には、知恵の王として名高い、ソロモン王の箴言に、富について賢く思いとどまるように記されています。
「富を得ようと苦労してはならない、かしこく思いとどまるがよい。
あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ」
(箴言23章4-5節)
勤勉に勤め働くこと、助け合う精神の大切さ、
全知全能の神様に、計りごとと確かな知恵、力があり、主によって、この世の為政者は世を治めていること、謙遜に、主を敬い働くことで、富と誉と命が得られることが記されています。
「手を動かすことを怠る者は貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る」
「自分の田地を耕す者は食糧に飽きる、無益な事に従う者は知恵がない」
(箴言10章4節、12章11節)
「助けあう兄弟は堅固な城のようだ、しかし争いは、やぐらの貫の木のようだ」
(箴言18章19節)
「富める者と貧しい者とは共に世におる、すべてこれを造られたのは主である」
「謙遜と主を恐れることとの報いは、富と誉と命とである」
(箴言22章2節、4節)
「計りごとと、確かな知恵とは、わたしにある、わたしには悟りがあり、わたしには力がある。
わたしによって、王たる者は世を治め、君たる者は正しい定めを立てる。
わたしによって、主たる者は支配し、つかさたる者は地を治める。
わたしは、わたしを愛する者を愛する、わたしをせつに求める者は、わたしに出会う。
富と誉とはわたしにあり、すぐれた宝と繁栄もまたそうである」
「わたしは正義の道、公正な道筋の中を歩み、わたしを愛する者に宝を得させ、またその倉を満ちさせる。」
(箴言8章14−18節、20-21節)
経済活動においても、精神と考え、心を磨いて、鍛えていく作業の過程を経て、練達され、成長していくことを忘れずに、慎んで行っていきたいと思います

にほんブログ村

にほんブログ村


世の中の景気が活況なときは、利益が多く得られますが、不況下では、需要が減り、失業やうまくいかないことや問題も生じます。
経済活動に携わる中で、どのようにすればうまくいくのか、取引先や市場の開拓、地域との密着性、資金や雇用の問題など、心配や悩み、苦労も尽きません

個人や企業、一国にとどまらず、世界全体の景気の動向も不可欠の要素となっています

最近、日本では、最近消費税の引き上げの議論がなされています。
我が国は、税収で歳出の半分すら賄えず、国及び地方の債務残高は平成24 年度末に対GDP比196%になると見込まれています。このままの状態では、日本の国債市場における信認が失われ、金利が上昇し、財政危機に陥りかねないと問題になっています。
欧州においても、1999年にユーロが単一通貨として導入され、金融政策は統一されたものの、財政運営はバラバラで、制度や文化も異なり、不均衡は為替以外で調整する必要があり、南北格差が拡大しているといわれています。
ギリシアは、財政赤字と貿易赤字に苦しみ、2年前から債務危機の問題を抱えています。同様に双子の赤字を抱えるアイルランド、ポルトガルの国債も売られ、より大きな経済規模から脅威とされているイタリア、スペインの債務危機にも波及しています。
国債が信用を失い、政府が借入れを継続できず、年金・医療など社会保障分野で給付が削減される措置が生じています。
ギリシアは、2010年に財政再建策をまとめると共に、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)に支援を要請しました。EUとIMFは、2010年5月に第一次救済策として3年間で1100億ユーロの融資を決めました。
しかし、ギリシャは、2010年に第1次支援策を受けた際に合意した目標を繰り返し達成できませんでした。EUとIMFは、第二次支援策として1300億ユーロに上る支援やギリシア債務の大幅な減免を実施する条件として、ギリシア政府に対して、歳出削減や歳出の明確化、増税、賃金の引き下げや年金の減額等の改革を要請しています。
ギリシア国内では、失業率の増加、多くの零細企業の倒産なども生じています。
ギリシア政府は、これまで歳出の削減等の改革の履行の実績が乏しく、ユーロの安定性を確保できるか、リスクがあるとされ、厳格な監視の必要性も高まっています。
国家の抱える問題が解決されなければ、企業の経営活動を萎縮させ、家計を圧迫し、取引や消費者の行動、景気にも影響を及ぼします。
金融市場や貿易取引などにも影響が及ぶため、世界的にも、国家の抱える財政リスクに対する市場の懸念が高まっています。
今月24日-26日に、主要20カ国・地域(Group of 20; G20)の会議が、初めてラテンアメリカで、メキシコに於いて開催されました。G20財務相・中央銀行総裁会合で、債務危機を封じ込めるために、欧州の金融安全網強化が不可欠として、欧州に行動を迫る共同声明が採択されました。
ちなみに、G20とは、19カ国+EUです。
1973年の石油危機から開催されている先進国首脳会議のG7+1地域として、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、米国、欧州連合に、ロシアが加わりG8として主要国主要会議となり、1999年より新興経済国11カ国として豪州、中国、韓国、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、トルコ、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカが参加しています。
これらすべての国で、世界のGDPの約90%、世界貿易の約80%を占め、世界の人口の64%を占めています。
1990年代に経済における金融危機への対応と、それまでのG7が世界経済の議論と管理を十分代表していないという認識に基づいて創設されました。財務相及び中央銀行総裁の会合は、世界経済の問題について討議するために毎年開催され、国際経済及び金融の議題に関して、最も重要な国際協力の第一の話し合いの場となっています。
1990年代末は、G7開催国は先進国中心の会合であるとして、人権や民主主義、社会的公正、平和、途上国の貧困、環境等議題を取り上げるようにと、大規模デモや抗議活動、テロなどもありました。
現在は、欧州の先進国の債務危機により、各国に協力が求められています。IMFに対して、昨年12月にロシア、ブラジル、インド、中国、南アフリカ(BRICS)は、資金拠出の拡大が可能と表明するなど、隔世の感があります。
発展途上国であった中国、ロシア、ブラジル、インドなども経済成長して、格差もそれほど話題にされなくなりました。
時代の発展と共に、各国の経済事情や国際情勢の変化も、ふと感じます。
我が国でも、現在の社会保障の機能を維持していくためにも、財政健全化は必要となっています。
消費税の引き上げ等を含めて財政を健全化して、社会保障を充実させ、人々が安心して暮らせるように、国民がお互いに支え合う社会、「共生社会」が必要とされています

高齢化の進展と共に、子育て支援、介護、保険、年金などの社会保障費を十分に支えていくためには、やはり国民の負担も必要になると感じます。
国民は、国家に所属する構成員として、国家から様々な保護や恩恵を受けています。その見返りとして、国家に対して対価を支払うこと、あるいは、利益を与えることで、得られた財源から国家が公正な富の再分配を行うことで、個人の生存権が保障され、最低限の生活ができるように制度が成り立っています

お互いを思いやり、子供や高齢者等、経済的な支援を必要とする方々も、安心して快適に生活できるようなシステムが有効に機能できるように制度設計していく必要があると感じます

この世の世界では、問題は様々に山積みになっています。人間の力でいくら知恵と知識を合わせて巧みに解決しようとしても、解決策もうまく遂行できず、時には、限界を感じることもあります。
最近、主日の説教で、いつもみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、
人生においてどんな問題が生じたとしても、肉的に解決しようとするのでなく、まず、霊的に問題を解決することが重要です、と主のメッセージを伝えて下さいました


肉の世界において生じている問題は、そもそもの原因は、霊的な根本の問題があるからです。
それが解決しない限りは、この世の肉の問題も、根本的には解決しないことを伝えて下さいました。
たとえ肉の問題が解決されても、霊魂の問題が解決されない限り、真の意味で、人生における問題を、完全に解決するには至らないからです


霊魂の問題を解決することを通じて、肉の問題も解決できることを伝えて下さいました

聖書に、イエス様の一番弟子として、使徒ペテロの有名な話があります。
かつてペテロは、イエス様に出会う前は、船に乗って日々漁をしながら生計を立てていました。魚が一匹も取れない日もあり、投げやりになったり、自暴自棄になったり、人生において虚しさを感じ、人生の意味を考えながら、生活していました

ある日、群衆が神様のみことばを聞こうとして押し寄せてきたとき、イエス様は、ゲネサレ湖畔に立っておられました。
2そうの小舟があるのをご覧になり、漁師たちは、既に漁を終えて、網を洗っていましたが、イエス様は、海上に移動するために、船を貸してほしいと言われました。
大事な生活道具でしたが、ペテロは、イエス様を船に乗せて、少しこぎ出て、イエス様が舟で座って、群衆に対して話される姿を見て、そばで聞いていました。
イエス様は、話がすむと、ペテロに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われました。
実際、ペテロは、昨夜から夜通し働いても、何も取れない状態でした。
しかし、主の言葉に従って、網をおろして、そのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになりました

もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をし、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れたため、舟が沈みそうになりました。
ペテロも一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚きました。
イエス様は、魚の生態や、季節や時間帯により刻々と変化する海の潮の流れを把握され、魚も時節や時間に従って棲みかを移動することをご存じで、その時の時間帯では、奥深いところに魚が潜んでいることを感じ取られました。
ペテロ達は、何も考えず、魚の生態や自然環境の変化も考慮せずに、いつも同じ場所で、漠然と網を投げていることを悟られました。
そして、「深いところに網を投げてみなさい」とおっしゃったのでした。
そうしたとき、驚くほどの大量の魚が取れて、これまで取ったことのないくらいで舟の上に溢れました

ペテロは、それを見て、罪人ですと告白し、これからどのように生きていくべきか相談しました。
そして、イエス様に従っていく人生となり、世界の中で、歴史に名を記す偉大な使徒になりました

神様が地上に送られた、神様の御子でおられるイエス様に出会って、その方に従って生きていくことで、人生が変わりました。
もし、肉的な、魚の釣り方、漁の仕方だけ聞いて終わってしまえば、ただの平凡な人生で終わってしまったでしょう。
霊魂の救いを考えて、解決することで、礎を築いて後世に多大な影響を及ぼす、偉大な主の使徒として名を残しました

今の時代も、同様に、神様から送られた御子でおられるキリストを信じて、その肉の使役者を通して、今の時代に最も必要なメッセージを伝えて下さっておられます。
宗教というものは、人の精神や思想、霊魂に深く関わるものです。
今の時代は、わたしたちの生活と、あまりにかけ離れたものとなっています。
もともと、本来は、より生活に密着して根差したものでしたが、近代化や合理主義の思想の流れの中で、機械による工業化が進み、産業が発達し、人間中心主義に陥る中で、後ろに追いやられたものとなってしまいました。
今の時代の閉塞状況は、理知的で合理的と信じた、人間中心主義の弊害であり、過度の資本主義の追求の負の部分が生じてきているといわれています。
実際の生活で、経済活動に従事する中でも、方向を定める行動指針として、あるいは、経済倫理として内面を規律すべきものとして、より身近に感じることができるように生かしていくことが望まれているように思われます。
最近、主から頂いた箴言を通じて、鄭明析先生は、富や名声や権勢を追い求めて、仕事をすること自体を目的とするのではなく、神様の前に忠誠と従順であることを仕事として最も尊く考えて、それを念頭に誇りをもって仕事をしていくことを伝えて下さいました。
行き過ぎた資本主義のひずみは、人々の本来の精神や内面に立ち返って、天の恩恵に対する感謝の気持ちを忘れず、おごり高ぶることなく謙虚な姿勢で、他者への愛と思いやりの心をもって、授けられた使命を勤勉で誠実に全うしていくことが大切と感じます。
お金とは不思議なもので、自分のために、富を得ることばかりを目的として追い求めても、富は、羽が付いたように飛び立っていきます

神様を愛して、神様の栄光のために、世のため、人のために、無私無欲で行っているとき、不思議と天からお金が舞い降りてくるように、祝福して下さるように感じます

聖書には、知恵の王として名高い、ソロモン王の箴言に、富について賢く思いとどまるように記されています。
「富を得ようと苦労してはならない、かしこく思いとどまるがよい。
あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ」
(箴言23章4-5節)
勤勉に勤め働くこと、助け合う精神の大切さ、
全知全能の神様に、計りごとと確かな知恵、力があり、主によって、この世の為政者は世を治めていること、謙遜に、主を敬い働くことで、富と誉と命が得られることが記されています。
「手を動かすことを怠る者は貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る」
「自分の田地を耕す者は食糧に飽きる、無益な事に従う者は知恵がない」
(箴言10章4節、12章11節)
「助けあう兄弟は堅固な城のようだ、しかし争いは、やぐらの貫の木のようだ」
(箴言18章19節)
「富める者と貧しい者とは共に世におる、すべてこれを造られたのは主である」
「謙遜と主を恐れることとの報いは、富と誉と命とである」
(箴言22章2節、4節)
「計りごとと、確かな知恵とは、わたしにある、わたしには悟りがあり、わたしには力がある。
わたしによって、王たる者は世を治め、君たる者は正しい定めを立てる。
わたしによって、主たる者は支配し、つかさたる者は地を治める。
わたしは、わたしを愛する者を愛する、わたしをせつに求める者は、わたしに出会う。
富と誉とはわたしにあり、すぐれた宝と繁栄もまたそうである」
「わたしは正義の道、公正な道筋の中を歩み、わたしを愛する者に宝を得させ、またその倉を満ちさせる。」
(箴言8章14−18節、20-21節)
経済活動においても、精神と考え、心を磨いて、鍛えていく作業の過程を経て、練達され、成長していくことを忘れずに、慎んで行っていきたいと思います

にほんブログ村
にほんブログ村
テーマ : 聖書・キリスト教 - ジャンル : 学問・文化・芸術
国家のあり方
今年は、選挙の年といわれます。
世界の主要国で各国の大統領・指導者を選出する選挙が行われます
開催順に、台湾(1月14日、任期4年・最長2期)、ロシア(3月4日、任期6年・最長2期)、フランス(4月22日第1回投票、5月6日決選、任期5年・最長2期)、米国(11月6日、任期4年・最長2期)、韓国(12月19日、任期5年・再任不可)と続きます。
ちなみに、中国では、共産党が国を支配しているため、国の指導者は、選挙によらず、党の中の話し合いで決まります。今年10月の共産党大会で、党総書記で国家主席の胡錦濤(フー・チンタオ)氏が任期10年を終えて、後任に党中央書記処第一書記で国家副主席を兼務する習近平(シー・ジンピン)氏が就任する予定です。
時代の流れに従って、支配者も移り変わります。
もし主要国の指導者が交代すれば、各国の内政・外交に関する方針が変更され、周辺諸国の政治経済や国際情勢にも影響を及ぼすため、多くの人々に関心を持たれています。
人々の安全や平和な暮らしが保障され、経済や社会の様々な問題が適切に解決されるように、正しい指導者が選ばれることを祈りたいと思います
ロシアや中国のような、共産主義から国家が介入して市場経済を進める国家資本主義、国家に管理された民主主義は、西欧の民主主義とは異なる面がありますが、本来、民主主義政治のもとでは、大統領は、主権者である国民によって直接選出されるため、民主的な正統性を享受し、強いリーダーシップを発揮して行政府の長として行政を執行します。
政策を実行する中で、常日頃から、報道や世論調査など各種媒体から批判など受けますが、選挙では、任期中の政策の実行や能力が評価されて、国民からの信任を得られるか問われることになります。
国民主権の制度の下で、国民にとっては、自己の政治的な意思を表明することができる機会であり、国政に参加して何らかの行動を示すことができる重要な権利といえます。その一方、信任を受けた候補者からすると、選挙公約を通じて国民の厳正な評価を受けて、これまでの実績に基づいて採点されるため、国民から通知表を受け取るようなものです。
成績表の内容を見るのは辛いことですが、客観的な評価を知ることで、頑張って勉強に励んだり、安心したりできます。誰しも競争する中で、よりいっそう切磋琢磨できると感じます。実績に対する何らかの評価がなければ、やりがいを感じたり、自分自身を客観的に振り返ることもできないと思います。
電子的なマスメディアにより、電子的なコミュニケーションにより、地球全体がひとつの村のように緊密な関係をもつようになった時代、世界の国々について関心を持ち、広い視野から見て考えることも必要と感じます

各国の事情を知ることで、その国の現状や抱える問題を理解でき、身近に感じることができるように思います

選挙事情について調べていくと、それぞれの国の内情や外交問題、時勢の変化も分かり、興味深く感じました。
既にニュースや報道などでご存じの方もおられると思い、恐縮ですが、雑駁ながら、簡単に見ていきたいと思います。
先月14日、台湾で総統・立法院選挙がありました。
与党の国民党で現職・馬英九(マー・インチウ)総統(61)が約689万票(得票率51.6%)を獲得し、再選しました。これに対して、野党の民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席(55)は約609万票(同45.6%)、親民党の宋楚瑜(ソン・チューユイ)主席(70)は約37万票(同2.8%)でした。
台湾の国会・立法院(一院制、定数113名)選挙でも、国民党が64議席の過半数を獲得し、民進党も40議席と議席を増やして善戦し、親民党3議席、その他6議席でした。
2000年から2期8年間に及んで政権を担当した民進党のかつての陳水扁政権は、反中独立路線を採用し、中国と一触即発の緊張状態を生み、経済が停滞し、汚職の問題もありました。
2008年から総裁になった馬英九氏は、親中融和路線を採用しつつ、「非独立、非統一、非武力行使」の原則を掲げて、2010年中国と経済協力枠組み協定(ECFA)を締結し、中国との経済交流による相互依存関係を強めました。なお、2011年には日台の投資協定を締結し、日本企業の投資も誘致しています。
これに対して、野党の民進党は、中国への異常な接近により中国に飲み込まれてしまうと危惧し、中台統一を懸念し、ECPAの遂行に国民投票が必要と署名運動をしたりしています。
今回の選挙で、民進党の蔡英文候補は、台湾独立を掲げて、民主的な方法で新たな対中交渉の枠組みを提案しました。貧富の格差の是正、労働者や農民、中小企業を重視した雇用創出を訴え、支持率は拮抗し、大接戦でした。
民進党の蔡英文主席は、女性として、2008年5月に民進党初の女性党首として就任し、女性として初めて総統選に出馬しました。台湾大学を卒業後、欧米に留学して学位を得て、政治家になり、クリスチャンだそうです。残念ながら、中国との関係悪化や経済への影響の懸念から、勝利に至りませんでした。
ロシアでは、2000年-2008年まで2期はプーチン大統領(60)、2008年からメドヴェージェフ大統領(46)・プーチン首相の二頭体制の政権の下で、「強いロシア」を目指し、原油高で経済も大きく成長し、2008年からは経済改革や政治改革を進め、ハイテク・イノベーションに関する国家政策を策定し、モスクワ郊外にロシア版シリコン・バレーも創設しています。
大統領選では、国民に人気があるウラジミール・プーチン首相の大統領就任が確実視され、メドベーチェフ大統領の首相起用も発表されています。もっとも、指導者の交代を求める声もあり、昨年12月下院選の不正が指摘され、各地で抗議デモもあります。ロシアは、共和国や州等83の構成主体からなる連邦制で、100以上の民族がいますが、コーカサスや中央アジアなど民族対立や独立の問題も議論されています。
フランスでは、サルコジ政権は、欧州の債務危機や財政悪化、景気悪化、高い失業率などで、支持率は低迷しています。2月の調査会社LH2による世論調査では、支持率は、最大野党の中道左派・社会党フランソワ・オランド氏(57)が34%、与党・右派・国民運動連合党首サルコジ大統領(57)が26%、極右・国民戦線のマリーヌ・ル・ペン氏(43)15%、中道右派・民主運動党首のフランソワ・バイル氏(60)12%、その他と続きます。
社会党のオランド氏は、1月末に銀行、大企業、富裕層への増税や、教育及び雇用創出支援プログラムによる雇用拡大や公的投資銀行の設立を公約として提案しています。サルコジ大統領も、中小企業と若年失業者への対策、金融取引税や付加価値税(VAT)の増税を政策として発表し、2者の争いと言われています。
ところで、フランスでは、2002年の大統領選挙で、労働者の闘争党(トロツキスト党)女性スポークスマンのアルレット・ラギエ氏(71)が初の女性大統領候補者として出馬して以来、2007年の大統領選では、社会党の元女性判事セゴレーヌ・ロワイヤル氏(58)が決選投票まで進み、初の女性大統領誕生ともいわれる中で、サルコジ氏53%、フランソワ氏47%と善戦しました。
今年の大統領選挙では、11名の候補者中、女性候補者が4名います。マリーヌ・ル・ペン氏の他、脱原発を掲げる欧州エコロジー・緑の党・元女性判事エヴァ・ジョリ氏(68)、極左・労働者の闘争党(トロツキスト党)女性スポークスマンのナタリー・アルト氏(41)、21世紀市民運動代表・女性弁護士コリーヌ・ルパージュ氏(60)です。特に環境問題や労働における女性の権利などの問題を中心に提言を行っています。
様々な観点から多様な意見が反映されるようになり、このような側面から、政治における新たな展開の幕開けとも感じます。
米国では、民主党のバラク・オバマ大統領(50)が再選するか注目されています。
共和党候補の指名争いが始まっており、中道派ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)や、保守派リチャード・ジョン・サントラム元上院議員(53)、保守中道派ロン・ポール下院議員(76)、保守強硬派ニュート・キングリッジ元下院議長(69)などが挙がっています。
2月15日のニューヨーク・タイムズ/CBSの世論調査によれば、失業率の回復などで、オバマ大統領が支持率50%に回復してトップに立ち、共和党候補者のロムニー氏、サントラム氏、キングリッチ氏、ポール氏などを上回り、オバマ政権に対して、個々の有権者は、肯定的な評価をしていることが明らかになっています。今後、選挙の11月6日までにまだ時間があり、欧州の債務危機の回復に進展があり、米国経済に影響を及ぼす可能性がある等、オバマ大統領に望ましい結果となっています。
誹謗中傷合戦など、共和党の激しい指名争いが、共和党に投票する意欲を減じたとも伝えられています。
CNN/CRC Internationalの調査によれば、昨年10月では、共和党支持者の64%が大統領選への投票に非常に意欲的であり、民主党支持者は43%であったのに対して、今月の調査では、共和党への熱心な支持は51%に下がり、民主党への熱心な支持と同様の結果になっています。
韓国では、大統領は1期に限られるため、2007年から就任した李明博(イ・ミョンバク)大統領は選挙に出られず、新たな大統領となります。
李大統領政権は、貧富の格差拡大や側近・親族等の金銭疑惑、北朝鮮への強硬策などで支持率が急落しています。与党ハンナラ党は、非常対策委員会を設け、委員長で元女性党首の朴槿恵(パク・クンへ)(59)氏の下で党改革を進めて、党名を「セヌリ(新しい国、新しい世の中)党」に変えています。
最大野党の民主統合党で、韓国初の元女性首相の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表(67)と親北・左派の統合進歩党の女性弁護士の李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表(42)は、企業重視の李政権で貧富格差が拡大したとして、福祉重視や教育無償化、富裕層への課税や財閥規制、対北政策における対話と協力を強調し、韓米FTA廃棄も争点として争っています。
色々と見ていると、それぞれの国の抱える様々な問題を、財政再建や国家の債務の縮減、景気対策、貧富の格差や地域格差の問題、環境の問題など、いかにうまく解決して、切り抜けていくべきか多様に議論されています。
あるときは、景気対策や経済政策としてうまく機能したとしても、時の流れに従って、また別の観点から新たな問題が生じてきます。
国を治めるということは、様々な利害関係を調整して、諸外国との関係や自国の利益を考え、国内の産業や社会の抱える問題を解決して、最も妥当な方向にもっていかなければならないために、大変なものと感じます。
統治においては、公義と公正、正義が必要であり、弱い者や貧しい者を救済して保護するなど、正しく公平に行われることが求められます。
もっとも、果たして、どのようなものが正しいものであり、正義といえるのかは、具体的な措置としては、時代やその国の置かれた状況や環境、国民の抱える問題や要請などに応じて臨機応変に考えていく必要があり、多様になると感じます。
紀元前に古代ギリシアで、プラトン(紀元前427年-347年)は、『国家論』において、理想的な国家のありかた、教育の在り方を説きました。
これを読んで、国の統治のあり方について、人の魂や精神との関わりが示唆されており、非常に興味深く感じました。
そこでは、国家の統治には、正義が必要であり、正しいことが大切であり、現存する支配階級や強い者の利益になることだけが正しいことなのではなく、支配者や強い者に不利益になることも正しいことであるとあります。
医術を用いる医師が、医術を用いるのは、自分自身のためではなく、医術のためでもなく、医術を必要とする人のためです
また、様々な道具や建築物を造ったりする技術も、技術を必要とするのは、技術者自身のためではなく、技術自体のためでもなく、技術を必要とする人のためです
多くの人々を乗せて航海する船において、船頭が船を操縦するのは、自分自身のためでもなく、船の操縦技術のためでもなく、船に乗っている船員や人々のためです
同様に、国家を治めるのは、支配者自身のためではなく、被支配者のためです、と述べます。
そして、正義は、報酬のためや、世間の評判に基づく名声のためにこそ行わなければならないものですが、正義それ自体としては、自ら進んで行うというよりは、苦しいから避けなければならないようなものとします。
どのようにすれば、正しいことを行うことができるのかというと、
それは、それぞれ正、不正が、魂の内にあるときに、純粋にそれ自体が力を持つようになることであり、報酬やその他その結果として生じる一切の事柄は排除すべきことが望ましいとします。
一般に、人は、正しいことをしようとするのは、しぶしぶ行います。
なぜなら、不正な人の人生の方が、正しい人の人生よりも、はるかにましだからです。
自然本来のあり方からいえば、人は、他人に不正を加えることを善(利)として、自分が不正を受けることを悪(害)であると考えて、どちらかといえば、自分が不正を受けることよりは、他人に不正を加えることによって利益を受けることを望み、お互いに不正を加えたり、受けたりし合います。
つまり、自然状態では、人は、欲心に駆られて、分をおかすことで、結局、不正な人と同じところへ赴いてしまうこと、欲心を善なるものとして、欲望を追求するのが自然本来のあり方であるとします。例えば、物を盗んだり、人の土地に侵入したり、富や名誉を手に入れて恣にすることを欲したり、できれば何でもしたい放題行おうとします。
もし、誰かが何でもしたい放題の自由を手中に収めていながら、他人のものにも手を付けることもしないとすれば、あわれなものとも思われることでしょう。
なお、正義のうちにとどまって、何一つ悪事をする気にならず、志操堅固に行おうとする者などいないと思われましょう、と語ります。
しかし、人間の自然状態がそうあるとしても、不正を行わずに、正しいこと、正義を行うためには、まず自分自身の魂に向き合うことを説きました。
人間について肉体と魂に分けて、肉体は死んだとしても、魂は永遠に生き続けるので、魂を正しいものにする必要性があり、たとえこの世では人々に知られないとしても、それを信じるか信じないかは別として、後世においては、それに対して報償と罰が定められていることを伝えました。
霊魂と肉体を区別して考え、魂には、理知的部分と欲望的な部分があることを示します。
人は、悪しきものによってだめにされない限り、理知的部分を補助して、自らの意思や気概をもって欲望を治めて、正義と知恵によって理性を強めて生きる必要があることを示しました。
国を治めるにあたっても、まず個々人が、自分自身の魂と向き合い、自分の心・精神・考えを正しくして、知恵と勇気、正義を持って、欲望を理性で治めるように働くことを唱え、そのような哲人による国家の統治の必要性を訴えました。
そのために、国家は、生まれつき、そのような国の守護者を育てられるように人を養育する必要があり、教育と養育の制度の必要性も提唱しました

音楽や文芸、知の追求を行い、学びや探究を行い、体育により身体を鍛えて、勇気や気概に満ちた強靭な精神力を養うこと、そのようにすることで、国家の利益になることは全力を挙げて行う、国家の守護する仕事に最も適した人々になると諭しました。
プラトンは、政治家を志しましたが、政治に幻滅を覚え、ソクラテスの下で哲学を学びました。
しかし、紀元前399年、アテナイの民主派によってソクラテスが捕えられます。
ソクラテスは、逃げる機会があったにもかかわらず、死を恐れることは真の哲人がすべきことではなく、市民の法に服して、裁判官の判決に服することを望み、そうしなければ彼自身と国家との社会契約に反して、国家に害を与えることになるとして、死を選びます。
そして、「神々に対する不敬と、青年たちに害毒を与えた罪」を理由に裁判で死刑を宣告され、自ら毒杯を仰いで刑死します。
プラトンは、これに対して、非常な衝撃を受けます。
ソクラテスという、同時代において優れた、知恵と正義において比類ない人であったとしても、住む国家社会が優れたものでなければ、その卓越性を全うできないと、厳しく認識します。
ソクラテスの目指していた魂の正義や徳が生かされ、魂への配慮がされるためには、現実の国家や国法の変革が必要であり、理想的な国家体制のあり方についても追求し、国家論を書き上げたといわれています。
何よりも、一個人の魂において正義であり、正しいことであるところのものが、良く正しく統治された国家における正しい国政をなすとします
人間自身が、「内なる国制」であり、その多くの人々の集まった国家は、「外なる国制」であり、その正しい一致があってこそ、人間の優れた生き方と真の幸福がなされると説きます
そのような思想に基づいて、紀元前387年、アテナイ郊外に学園アカデメイアを設立し、天文学、生物学、数学、政治学、哲学などを教えています。
このような国家観や教育制度のあり方は、西洋哲学に多大な影響を及ぼし、後の時代に様々な学問の発達や教育制度の確立にも役立ちました。
これを読んで、実際、外的な社会活動や国の統治のあり方はどのようにすべきか、という以前に、そもそも人として、人間として、自らの内面に目を向けて、精神や考え、思考を正しくし、正しい魂を持つ必要性を説いたことに心を惹かれました。
人として、勇気や気概を持って生きること、節制を保ち、知恵を愛して、魂に徳を備えることの重要性を説いています。
実際、人々に分からなければ、不正なことをしてもいいのではなく、誰も見ていなくても、神が見ておられること、たとえ世間で名目的な評判や名声を受けたとしても、後の世の世界、永遠不滅の世界に報酬や裁きがあることを示して、人は慎んで正しいことを行う必要性も説いています。
今週の主日の説教では、いつもみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、
心をどのように決めるかで、気が左右されます。
気は心と同じで、力であり、心に気力を持って生きることの大切さを伝えて下さいました
諦めたら、気がすっぽりと抜けていき、信じてより頼み、希望を持ったら、気を受けて力が湧きます。
大胆であってこそ、気が来て、神様とイエス様が共にすることで、気を受けることができます
と伝えて下さいました。
いつも主のメッセージを伝えて下さる鄭明析先生も、明け方早くから主に祈り求め、主と愛し合い、主と対話することで、力を受けて、天の前に捧げるべき感謝を捧げて、みことばを受けることで、気も充満して、一日の力を得られるそうです。
神様と主に祈り求め、感謝を欠かさず捧げて、主の体として伝えて下さる主のみことばを聞いて行うことで、魂を正しく、今の時代にふさわしく変化させることができます
今年は、辰年ですが、、神様と主により頼んで行くことで、新たな力を受けて、龍のように飛躍して、空高く舞い上がるように飛んでいけるように、主のメッセージも伝えて下さいました
我が国においても、財政赤字や国家債務の縮減の問題、貿易赤字、経済格差や雇用に関する問題、原発事故に伴う環境問題など多くの問題を抱えています。
経済においても景気低迷や地域格差の是正の必要性、フリーターや派遣社員などの非正規労働市場の増大によるワーキングプアや高齢化社会の進展による格差拡大もあり、どのように解決していくべきか、様々な方策が提案されています。
将来の明るいビジョンや希望を持たなければ、生きる力や活力の溢れる社会の発展の展望を描きにくいと感じます。
一人一人の生活に直接関わるものではなくても、やはり国全体の問題が解決されて、前進的に発展していくことによって、一人一人の生活の質の変化につながっていくと感じます。
無関心であるよりは、日頃から関心を持って、社会の一員として、発展的な議論がなされるように祈りたいと感じます。
全世界、宇宙、万物、人間の運命も、すべて創造主でおられる神様が、愛と慈しみ、公義と公平を持って、治めておられます

一人一人の力は弱くても、祈りによる働きによって行われることは大きいと感じます。
何よりも、個々人が力と励ましを受けて、希望と勇気を持って、新たに気を受けられるように祈りつつ、自らも励んでいきたいと思います

にほんブログ村

にほんブログ村
世界の主要国で各国の大統領・指導者を選出する選挙が行われます

開催順に、台湾(1月14日、任期4年・最長2期)、ロシア(3月4日、任期6年・最長2期)、フランス(4月22日第1回投票、5月6日決選、任期5年・最長2期)、米国(11月6日、任期4年・最長2期)、韓国(12月19日、任期5年・再任不可)と続きます。
ちなみに、中国では、共産党が国を支配しているため、国の指導者は、選挙によらず、党の中の話し合いで決まります。今年10月の共産党大会で、党総書記で国家主席の胡錦濤(フー・チンタオ)氏が任期10年を終えて、後任に党中央書記処第一書記で国家副主席を兼務する習近平(シー・ジンピン)氏が就任する予定です。
時代の流れに従って、支配者も移り変わります。
もし主要国の指導者が交代すれば、各国の内政・外交に関する方針が変更され、周辺諸国の政治経済や国際情勢にも影響を及ぼすため、多くの人々に関心を持たれています。
人々の安全や平和な暮らしが保障され、経済や社会の様々な問題が適切に解決されるように、正しい指導者が選ばれることを祈りたいと思います

ロシアや中国のような、共産主義から国家が介入して市場経済を進める国家資本主義、国家に管理された民主主義は、西欧の民主主義とは異なる面がありますが、本来、民主主義政治のもとでは、大統領は、主権者である国民によって直接選出されるため、民主的な正統性を享受し、強いリーダーシップを発揮して行政府の長として行政を執行します。
政策を実行する中で、常日頃から、報道や世論調査など各種媒体から批判など受けますが、選挙では、任期中の政策の実行や能力が評価されて、国民からの信任を得られるか問われることになります。
国民主権の制度の下で、国民にとっては、自己の政治的な意思を表明することができる機会であり、国政に参加して何らかの行動を示すことができる重要な権利といえます。その一方、信任を受けた候補者からすると、選挙公約を通じて国民の厳正な評価を受けて、これまでの実績に基づいて採点されるため、国民から通知表を受け取るようなものです。
成績表の内容を見るのは辛いことですが、客観的な評価を知ることで、頑張って勉強に励んだり、安心したりできます。誰しも競争する中で、よりいっそう切磋琢磨できると感じます。実績に対する何らかの評価がなければ、やりがいを感じたり、自分自身を客観的に振り返ることもできないと思います。
電子的なマスメディアにより、電子的なコミュニケーションにより、地球全体がひとつの村のように緊密な関係をもつようになった時代、世界の国々について関心を持ち、広い視野から見て考えることも必要と感じます


各国の事情を知ることで、その国の現状や抱える問題を理解でき、身近に感じることができるように思います


選挙事情について調べていくと、それぞれの国の内情や外交問題、時勢の変化も分かり、興味深く感じました。
既にニュースや報道などでご存じの方もおられると思い、恐縮ですが、雑駁ながら、簡単に見ていきたいと思います。
先月14日、台湾で総統・立法院選挙がありました。
与党の国民党で現職・馬英九(マー・インチウ)総統(61)が約689万票(得票率51.6%)を獲得し、再選しました。これに対して、野党の民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席(55)は約609万票(同45.6%)、親民党の宋楚瑜(ソン・チューユイ)主席(70)は約37万票(同2.8%)でした。
台湾の国会・立法院(一院制、定数113名)選挙でも、国民党が64議席の過半数を獲得し、民進党も40議席と議席を増やして善戦し、親民党3議席、その他6議席でした。
2000年から2期8年間に及んで政権を担当した民進党のかつての陳水扁政権は、反中独立路線を採用し、中国と一触即発の緊張状態を生み、経済が停滞し、汚職の問題もありました。
2008年から総裁になった馬英九氏は、親中融和路線を採用しつつ、「非独立、非統一、非武力行使」の原則を掲げて、2010年中国と経済協力枠組み協定(ECFA)を締結し、中国との経済交流による相互依存関係を強めました。なお、2011年には日台の投資協定を締結し、日本企業の投資も誘致しています。
これに対して、野党の民進党は、中国への異常な接近により中国に飲み込まれてしまうと危惧し、中台統一を懸念し、ECPAの遂行に国民投票が必要と署名運動をしたりしています。
今回の選挙で、民進党の蔡英文候補は、台湾独立を掲げて、民主的な方法で新たな対中交渉の枠組みを提案しました。貧富の格差の是正、労働者や農民、中小企業を重視した雇用創出を訴え、支持率は拮抗し、大接戦でした。
民進党の蔡英文主席は、女性として、2008年5月に民進党初の女性党首として就任し、女性として初めて総統選に出馬しました。台湾大学を卒業後、欧米に留学して学位を得て、政治家になり、クリスチャンだそうです。残念ながら、中国との関係悪化や経済への影響の懸念から、勝利に至りませんでした。
ロシアでは、2000年-2008年まで2期はプーチン大統領(60)、2008年からメドヴェージェフ大統領(46)・プーチン首相の二頭体制の政権の下で、「強いロシア」を目指し、原油高で経済も大きく成長し、2008年からは経済改革や政治改革を進め、ハイテク・イノベーションに関する国家政策を策定し、モスクワ郊外にロシア版シリコン・バレーも創設しています。
大統領選では、国民に人気があるウラジミール・プーチン首相の大統領就任が確実視され、メドベーチェフ大統領の首相起用も発表されています。もっとも、指導者の交代を求める声もあり、昨年12月下院選の不正が指摘され、各地で抗議デモもあります。ロシアは、共和国や州等83の構成主体からなる連邦制で、100以上の民族がいますが、コーカサスや中央アジアなど民族対立や独立の問題も議論されています。
フランスでは、サルコジ政権は、欧州の債務危機や財政悪化、景気悪化、高い失業率などで、支持率は低迷しています。2月の調査会社LH2による世論調査では、支持率は、最大野党の中道左派・社会党フランソワ・オランド氏(57)が34%、与党・右派・国民運動連合党首サルコジ大統領(57)が26%、極右・国民戦線のマリーヌ・ル・ペン氏(43)15%、中道右派・民主運動党首のフランソワ・バイル氏(60)12%、その他と続きます。
社会党のオランド氏は、1月末に銀行、大企業、富裕層への増税や、教育及び雇用創出支援プログラムによる雇用拡大や公的投資銀行の設立を公約として提案しています。サルコジ大統領も、中小企業と若年失業者への対策、金融取引税や付加価値税(VAT)の増税を政策として発表し、2者の争いと言われています。
ところで、フランスでは、2002年の大統領選挙で、労働者の闘争党(トロツキスト党)女性スポークスマンのアルレット・ラギエ氏(71)が初の女性大統領候補者として出馬して以来、2007年の大統領選では、社会党の元女性判事セゴレーヌ・ロワイヤル氏(58)が決選投票まで進み、初の女性大統領誕生ともいわれる中で、サルコジ氏53%、フランソワ氏47%と善戦しました。
今年の大統領選挙では、11名の候補者中、女性候補者が4名います。マリーヌ・ル・ペン氏の他、脱原発を掲げる欧州エコロジー・緑の党・元女性判事エヴァ・ジョリ氏(68)、極左・労働者の闘争党(トロツキスト党)女性スポークスマンのナタリー・アルト氏(41)、21世紀市民運動代表・女性弁護士コリーヌ・ルパージュ氏(60)です。特に環境問題や労働における女性の権利などの問題を中心に提言を行っています。
様々な観点から多様な意見が反映されるようになり、このような側面から、政治における新たな展開の幕開けとも感じます。
米国では、民主党のバラク・オバマ大統領(50)が再選するか注目されています。
共和党候補の指名争いが始まっており、中道派ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)や、保守派リチャード・ジョン・サントラム元上院議員(53)、保守中道派ロン・ポール下院議員(76)、保守強硬派ニュート・キングリッジ元下院議長(69)などが挙がっています。
2月15日のニューヨーク・タイムズ/CBSの世論調査によれば、失業率の回復などで、オバマ大統領が支持率50%に回復してトップに立ち、共和党候補者のロムニー氏、サントラム氏、キングリッチ氏、ポール氏などを上回り、オバマ政権に対して、個々の有権者は、肯定的な評価をしていることが明らかになっています。今後、選挙の11月6日までにまだ時間があり、欧州の債務危機の回復に進展があり、米国経済に影響を及ぼす可能性がある等、オバマ大統領に望ましい結果となっています。
誹謗中傷合戦など、共和党の激しい指名争いが、共和党に投票する意欲を減じたとも伝えられています。
CNN/CRC Internationalの調査によれば、昨年10月では、共和党支持者の64%が大統領選への投票に非常に意欲的であり、民主党支持者は43%であったのに対して、今月の調査では、共和党への熱心な支持は51%に下がり、民主党への熱心な支持と同様の結果になっています。
韓国では、大統領は1期に限られるため、2007年から就任した李明博(イ・ミョンバク)大統領は選挙に出られず、新たな大統領となります。
李大統領政権は、貧富の格差拡大や側近・親族等の金銭疑惑、北朝鮮への強硬策などで支持率が急落しています。与党ハンナラ党は、非常対策委員会を設け、委員長で元女性党首の朴槿恵(パク・クンへ)(59)氏の下で党改革を進めて、党名を「セヌリ(新しい国、新しい世の中)党」に変えています。
最大野党の民主統合党で、韓国初の元女性首相の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表(67)と親北・左派の統合進歩党の女性弁護士の李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表(42)は、企業重視の李政権で貧富格差が拡大したとして、福祉重視や教育無償化、富裕層への課税や財閥規制、対北政策における対話と協力を強調し、韓米FTA廃棄も争点として争っています。
色々と見ていると、それぞれの国の抱える様々な問題を、財政再建や国家の債務の縮減、景気対策、貧富の格差や地域格差の問題、環境の問題など、いかにうまく解決して、切り抜けていくべきか多様に議論されています。
あるときは、景気対策や経済政策としてうまく機能したとしても、時の流れに従って、また別の観点から新たな問題が生じてきます。
国を治めるということは、様々な利害関係を調整して、諸外国との関係や自国の利益を考え、国内の産業や社会の抱える問題を解決して、最も妥当な方向にもっていかなければならないために、大変なものと感じます。
統治においては、公義と公正、正義が必要であり、弱い者や貧しい者を救済して保護するなど、正しく公平に行われることが求められます。
もっとも、果たして、どのようなものが正しいものであり、正義といえるのかは、具体的な措置としては、時代やその国の置かれた状況や環境、国民の抱える問題や要請などに応じて臨機応変に考えていく必要があり、多様になると感じます。
紀元前に古代ギリシアで、プラトン(紀元前427年-347年)は、『国家論』において、理想的な国家のありかた、教育の在り方を説きました。
これを読んで、国の統治のあり方について、人の魂や精神との関わりが示唆されており、非常に興味深く感じました。
そこでは、国家の統治には、正義が必要であり、正しいことが大切であり、現存する支配階級や強い者の利益になることだけが正しいことなのではなく、支配者や強い者に不利益になることも正しいことであるとあります。
医術を用いる医師が、医術を用いるのは、自分自身のためではなく、医術のためでもなく、医術を必要とする人のためです

また、様々な道具や建築物を造ったりする技術も、技術を必要とするのは、技術者自身のためではなく、技術自体のためでもなく、技術を必要とする人のためです

多くの人々を乗せて航海する船において、船頭が船を操縦するのは、自分自身のためでもなく、船の操縦技術のためでもなく、船に乗っている船員や人々のためです

同様に、国家を治めるのは、支配者自身のためではなく、被支配者のためです、と述べます。
そして、正義は、報酬のためや、世間の評判に基づく名声のためにこそ行わなければならないものですが、正義それ自体としては、自ら進んで行うというよりは、苦しいから避けなければならないようなものとします。
どのようにすれば、正しいことを行うことができるのかというと、
それは、それぞれ正、不正が、魂の内にあるときに、純粋にそれ自体が力を持つようになることであり、報酬やその他その結果として生じる一切の事柄は排除すべきことが望ましいとします。
一般に、人は、正しいことをしようとするのは、しぶしぶ行います。
なぜなら、不正な人の人生の方が、正しい人の人生よりも、はるかにましだからです。
自然本来のあり方からいえば、人は、他人に不正を加えることを善(利)として、自分が不正を受けることを悪(害)であると考えて、どちらかといえば、自分が不正を受けることよりは、他人に不正を加えることによって利益を受けることを望み、お互いに不正を加えたり、受けたりし合います。
つまり、自然状態では、人は、欲心に駆られて、分をおかすことで、結局、不正な人と同じところへ赴いてしまうこと、欲心を善なるものとして、欲望を追求するのが自然本来のあり方であるとします。例えば、物を盗んだり、人の土地に侵入したり、富や名誉を手に入れて恣にすることを欲したり、できれば何でもしたい放題行おうとします。
もし、誰かが何でもしたい放題の自由を手中に収めていながら、他人のものにも手を付けることもしないとすれば、あわれなものとも思われることでしょう。
なお、正義のうちにとどまって、何一つ悪事をする気にならず、志操堅固に行おうとする者などいないと思われましょう、と語ります。
しかし、人間の自然状態がそうあるとしても、不正を行わずに、正しいこと、正義を行うためには、まず自分自身の魂に向き合うことを説きました。
人間について肉体と魂に分けて、肉体は死んだとしても、魂は永遠に生き続けるので、魂を正しいものにする必要性があり、たとえこの世では人々に知られないとしても、それを信じるか信じないかは別として、後世においては、それに対して報償と罰が定められていることを伝えました。
霊魂と肉体を区別して考え、魂には、理知的部分と欲望的な部分があることを示します。
人は、悪しきものによってだめにされない限り、理知的部分を補助して、自らの意思や気概をもって欲望を治めて、正義と知恵によって理性を強めて生きる必要があることを示しました。
国を治めるにあたっても、まず個々人が、自分自身の魂と向き合い、自分の心・精神・考えを正しくして、知恵と勇気、正義を持って、欲望を理性で治めるように働くことを唱え、そのような哲人による国家の統治の必要性を訴えました。
そのために、国家は、生まれつき、そのような国の守護者を育てられるように人を養育する必要があり、教育と養育の制度の必要性も提唱しました


音楽や文芸、知の追求を行い、学びや探究を行い、体育により身体を鍛えて、勇気や気概に満ちた強靭な精神力を養うこと、そのようにすることで、国家の利益になることは全力を挙げて行う、国家の守護する仕事に最も適した人々になると諭しました。
プラトンは、政治家を志しましたが、政治に幻滅を覚え、ソクラテスの下で哲学を学びました。
しかし、紀元前399年、アテナイの民主派によってソクラテスが捕えられます。
ソクラテスは、逃げる機会があったにもかかわらず、死を恐れることは真の哲人がすべきことではなく、市民の法に服して、裁判官の判決に服することを望み、そうしなければ彼自身と国家との社会契約に反して、国家に害を与えることになるとして、死を選びます。
そして、「神々に対する不敬と、青年たちに害毒を与えた罪」を理由に裁判で死刑を宣告され、自ら毒杯を仰いで刑死します。
プラトンは、これに対して、非常な衝撃を受けます。
ソクラテスという、同時代において優れた、知恵と正義において比類ない人であったとしても、住む国家社会が優れたものでなければ、その卓越性を全うできないと、厳しく認識します。
ソクラテスの目指していた魂の正義や徳が生かされ、魂への配慮がされるためには、現実の国家や国法の変革が必要であり、理想的な国家体制のあり方についても追求し、国家論を書き上げたといわれています。
何よりも、一個人の魂において正義であり、正しいことであるところのものが、良く正しく統治された国家における正しい国政をなすとします

人間自身が、「内なる国制」であり、その多くの人々の集まった国家は、「外なる国制」であり、その正しい一致があってこそ、人間の優れた生き方と真の幸福がなされると説きます

そのような思想に基づいて、紀元前387年、アテナイ郊外に学園アカデメイアを設立し、天文学、生物学、数学、政治学、哲学などを教えています。
このような国家観や教育制度のあり方は、西洋哲学に多大な影響を及ぼし、後の時代に様々な学問の発達や教育制度の確立にも役立ちました。
これを読んで、実際、外的な社会活動や国の統治のあり方はどのようにすべきか、という以前に、そもそも人として、人間として、自らの内面に目を向けて、精神や考え、思考を正しくし、正しい魂を持つ必要性を説いたことに心を惹かれました。
人として、勇気や気概を持って生きること、節制を保ち、知恵を愛して、魂に徳を備えることの重要性を説いています。
実際、人々に分からなければ、不正なことをしてもいいのではなく、誰も見ていなくても、神が見ておられること、たとえ世間で名目的な評判や名声を受けたとしても、後の世の世界、永遠不滅の世界に報酬や裁きがあることを示して、人は慎んで正しいことを行う必要性も説いています。
今週の主日の説教では、いつもみことばを伝えて下さる鄭明析先生は、
心をどのように決めるかで、気が左右されます。
気は心と同じで、力であり、心に気力を持って生きることの大切さを伝えて下さいました

諦めたら、気がすっぽりと抜けていき、信じてより頼み、希望を持ったら、気を受けて力が湧きます。
大胆であってこそ、気が来て、神様とイエス様が共にすることで、気を受けることができます

と伝えて下さいました。
いつも主のメッセージを伝えて下さる鄭明析先生も、明け方早くから主に祈り求め、主と愛し合い、主と対話することで、力を受けて、天の前に捧げるべき感謝を捧げて、みことばを受けることで、気も充満して、一日の力を得られるそうです。
神様と主に祈り求め、感謝を欠かさず捧げて、主の体として伝えて下さる主のみことばを聞いて行うことで、魂を正しく、今の時代にふさわしく変化させることができます

今年は、辰年ですが、、神様と主により頼んで行くことで、新たな力を受けて、龍のように飛躍して、空高く舞い上がるように飛んでいけるように、主のメッセージも伝えて下さいました

我が国においても、財政赤字や国家債務の縮減の問題、貿易赤字、経済格差や雇用に関する問題、原発事故に伴う環境問題など多くの問題を抱えています。
経済においても景気低迷や地域格差の是正の必要性、フリーターや派遣社員などの非正規労働市場の増大によるワーキングプアや高齢化社会の進展による格差拡大もあり、どのように解決していくべきか、様々な方策が提案されています。
将来の明るいビジョンや希望を持たなければ、生きる力や活力の溢れる社会の発展の展望を描きにくいと感じます。
一人一人の生活に直接関わるものではなくても、やはり国全体の問題が解決されて、前進的に発展していくことによって、一人一人の生活の質の変化につながっていくと感じます。
無関心であるよりは、日頃から関心を持って、社会の一員として、発展的な議論がなされるように祈りたいと感じます。
全世界、宇宙、万物、人間の運命も、すべて創造主でおられる神様が、愛と慈しみ、公義と公平を持って、治めておられます


一人一人の力は弱くても、祈りによる働きによって行われることは大きいと感じます。
何よりも、個々人が力と励ましを受けて、希望と勇気を持って、新たに気を受けられるように祈りつつ、自らも励んでいきたいと思います

にほんブログ村
にほんブログ村
テーマ : 聖書・キリスト教 - ジャンル : 学問・文化・芸術



